大学教授が殺され、容疑がかかった元夫には鉄壁のアリバイがあった！
事件解決に難航する察時は、ついに時乃に助けを求める…！
Contents
登場人物/メインキャスト
美谷時乃（浜辺美波）
那野県那覇市の商店街で「美谷時計店」を切り盛りする若き店主。
両親は幼稚園の頃に他界。
「アリバイ崩しの名人」である祖父から仕込まれたアリバイ崩しで事件を解決する
察時美幸（安田顕）
那野県警察本部の管理官。
警察庁のキャリアだったが、対立派閥の汚職を暴こうとして返り討ちにあい、那野県警に左遷されてきた。
プライドが高く、周りの評判も良くない。
時乃の祖父のことや、時乃自身もアリバイ崩しができると知り、一緒に事件を解決することに。
渡海雄馬（成田凌）
那野県警察本部の捜査一課の刑事。
ノンキャリアだが、父親が国会議員のため同僚や上司から忖度されている。
モテるが本命は時乃。しかしまったく相手にされていない。
何かと偉そうに指示をする察時のことが気に食わない。
牧村匠（勝村政信）
那野県警察本部の捜査一課・係長。
渡海を忖度し、露骨にヨイショしまくる。
樋口秀人（柄本時生）
那野県警察本部の鑑識課の、オネエ検視官。
察時が好みのタイプで、話すときはとても距離が近い。
アリバイ崩し承ります/2話あらすじ
鉄壁のアリバイを持った容疑者
朝、急いで階段を降りる察時。
事件だと勘づいた時乃は、捜査情報を聞き出そうとするも断れられてしまいます。
時乃はバレンタインのお菓子を渡し、察時は一瞬喜ぶも
「買収されるほど私は甘くない」と誘惑に負けることなく一蹴。
さらに、壁に「アリバイ崩し承ります」という張り紙が貼られているのを見つけた察時は、
時計で隠し、時乃にこれからは頼むつもりはないとはっきり言い、そのまま殺人事件の現場へ向かいます。
殺された被害者は、医科大学の教授・浜沢杏子（星野真里）。
包丁で胸を刺されており、物取りの犯行ではなく怨恨ではないかと推測。
死亡推定時刻は昨日の夕方から夜にかけて。
テーブルにはシチューが置かれていたが、食べた形跡はないため、
夕飯を食べる前に殺されたのではないかと察時は考えます。
第一発見者は、被害者の弟・安嵐（金井勇太）。
安嵐は、姉と連絡が取れないことを心配してマンションに来て発見したと言います。
杏子は、ギャンブルが原因で前の夫・菊谷五郎（忍成修吾）別れていましたが、
それからも菊谷が金をせびりに来たり、杏子がストーカーに遭っていたことから、
安嵐は犯人は菊谷に間違いないと言い張ります。
その頃、時乃が捜査一課にはバレンタインのマカロンを配りに来ていました。
時乃からマカロンをもらえて、浮かれる刑事たち。
時乃は時計の確認もかねてここに残ると言い、捜査情報は漏らさないことを約束します。
時乃が時計の確認をする傍ら、捜査会議が始まります。
杏子は12時と15時に、それぞれSNSにその時食べたものをUPしていました。
そして19時35分に夕飯のシチューをUPしており、それには手を付けられていなかったことから、
19時35分以降に亡くなったものと推理。
犯人は被害者と顔見知りである可能性が高く、
弟の安嵐はずっと仕事をしていたと証言があるため、
菊谷が金の無心をするために杏子の大学へ行ったあと、
さらに19時半過ぎに家に行き、殺害したのではないかと話します。
しかしそこへ渡海と牧村が戻ってきて、
菊谷には18時から0時まで居酒屋にいたというアリバイがあったと聞かされます。
なかなか帰ろうとしない時乃を、追い返そうとする察時。
そこで渡海は、二人はいつからそんな親しくなったのかを時乃に聞いたことで、
時乃が察時に部屋を貸していることを知ります。
どうせすぐ東京に戻るから少しの間だという察時に、失敗してて左遷されたんだから戻れないだろうと言う渡海。
二人の言い合いを横目に、時乃はそそくさと捜査一課を出て、杏子が行っていたカフェ・ぶんぶんへ。
杏子が15時にSNSに上げたケーキと同じものを持って帰ります。
ついに崩れる菊谷のアリバイ
その頃、察時と牧村は菊谷を取り調べますが、菊谷は自分にアリバイがあると証言。
しかし、杏子の死亡推定時刻を菊谷に教えてはいません。
ここで二人は、菊谷が犯人であると確信します。
ところが、菊谷は18時から居酒屋にいて、19時半ごろに5分ほど
席を外しただけだという店長の証言があるため、5分では犯行は不可能。
どう考えても、菊谷のアリバイを崩せません。
しかも捜査本部の方針として、犯人を弟の安嵐と見立てて捜査するようになっていました。
安嵐には3000万円の借金があり、これが杏子の保険金の額と一致することから、
安嵐が保険金目当てで殺害したのではないかと疑っていたのです。
しかし絶対に菊谷が犯人だと確信がある察時は、ついに折れて時乃に自分専用にやってくれるよう頼むのでした。
二人で捜査を始めると、杏子が助手から塩饅頭を差し入れられたとき
「甘いものは控えておく」と言って断ったことが判明。
しかしその後にはケーキを食べに行っているため、断った理由と辻褄が合いません。
そこで時乃は、アリバイを崩すことに成功します。
杏子が殺された本当の理由は…
実は、杏子はすい臓がんを患っており、あと少ししかない自分の命を有効に使おうと、
借金を抱えた安嵐に保険金を渡すために殺されようと考えたのです。
自殺では保険金は降りないからと、菊谷に殺人を依頼したのでした。
しかし、菊谷が捕まらないようにもしないといけない。
そのためにまずは、早い時間に菊谷を職場の大学に呼び、研究室で二人っきりになった。
その間に弁当を食べ、12時にその弁当の写真をSNSにあげ、
いかにも昼ご飯がその弁当だったように見せた。
ぶんぶんで頼んだケーキは実際には12時に食べて15時にSNSにあげ、
いかにもケーキを食べたのが15時だったように見せた。
胃の消化物は摂取後4時間経っていたことから、殺害は16時以降。
その後、19時35分にシチューをSNSに上げ、いかにもその後に殺されたかのように見せ、
その時間には菊谷は友人と居酒屋で食事をする。
最後のシチューのUPは、杏子が菊谷に頼んでいました。
杏子は、食べる時間を3時間ずつずらすことで自分の死亡推定時刻を偽造し、
菊谷のアリバイも作ったのでした。
またも察時の完璧なアリバイ崩しを目の当たりにした渡海は察時を疑い、
時乃に「察時にアリバイ崩しを手伝った人がいないか探してほしい」と頼まれるのでした…
アリバイ崩し承ります・2話感想。いよいよ時乃と察時が正式コンビに！渡海との関係に楽しみが生まれる回
意外と早く、察時が折れましたね(笑)
まぁこうしないと、話も進めにくいですしね。
でもこれで正式なコンビになったということで、ますます楽しみです。
それにしても最後、渡海が時乃に電話で「察時にアリバイ崩しを手伝った人を探してほしい」と
お願いしていましたが、あれ絶対声聞こえてるでしょう(笑)
携帯って以外と周りの声拾いますからね。
せっかくコンビになった時乃と察時が、これからたくさん事件を解決していく姿を見て行きたいので、
バレるのはもうちょっと後にしてほしいですね(笑)
時乃と渡海の関係は？
渡海は、牧村からマカロンのサイズが自分と違うからもしかして本命？なんて
言われて期待しますが、時乃にキッパリ「みんな同じです」って言われていたのが面白い(笑)
察時が時乃の家に下宿していることを知って嫉妬むき出しにするぐらい、
渡海は時乃に想いを寄せていますが、そもそも時乃と渡海っていったいどういう関係なんだろう。
公式HPには知り合いとしか書いてないけど、どういうきっかけで知り合ったのかな。
最初は幼なじみかな？とも思いましたが、時乃は渡海のことを「雄馬さん」ってさん付けで呼んでるし…
ここも今後描かれるかもしれませんね！
今回のお風呂での食事は「ケーキ」
前回のコロッケの時もでしたが、食べ物を連呼しながらルンルン気分で買いに行く
浜辺美波ちゃんが本当にかわいい。
今回はケーキをお風呂で食べていましたね。
美味しそうだったなぁ…(笑)
SNSのUP時間、殺人を依頼した理由…今回も気になる点が満載
このドラマに出てくる警察は…何ていうか、捜査がずさんな気がします(笑)
杏子は病理学の教授という職業柄、胃の消化時間を正確に出せるからこそ、
死亡推定時刻をずらそうと考えることができた、って言うのはいいと思うのですが、
SNSに写真を上げる時間なんていくらでも誤魔化せるでしょう。
本当に写真がUPされたのはその時間なのか？っていうところを疑えば、もっと早く解決できたのでは(笑)
弟の借金も今すぐ返さないといけないって言ってたけど、
そんな一気にすぐに返さないといけないんですかね？
確かに自殺じゃ保険は下りないけど、病気で亡くなったら下りるだろうし、
その時にできたお金で返済してもらうっていうのじゃだめだったのでしょうか。
末期だって言ってたし、杏子にはもう時間がなかったのかな。
それならそう言ってる描写がないと！(笑)
…とはいえ、愛する人のためにその人を手にかけるというのは辛かったはずだし、菊谷がかわいそうに思いました。
アリバイ崩しに関しては、毎回どこかしらのツッコミどころがありそうですね。
うーん・・・と思うところもありながらも、キャスト見たさに見ていた部分もありますが、
突っ込むこともちょっと楽しくなってきたので見続けます(笑)
