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「俺の話は長い」8話ネタバレ感想。房江は魔性の女?無職の満と光司はニートブラザーズを結成!?

檀野から好意を持たれている房枝の再婚を応援する満たち。

ところが、牧本から二人の仲を邪魔してほしいと頼まれて…!?

 

俺の話は長い・8話あらすじ

其の十五「ゆで卵と福引き」

明日香に振られた満は、引き続き自分が嫌じゃないことを探していました。

一方、積極的に転職活動を続ける光司は、
檀野から知り合いの国会議員の秘書の仕事を紹介され、
綾子と一緒にご飯まで奢ってもらいます。

檀野は、房枝の墓参りの送迎も引き受けており、
吹き矢の会でも房枝に積極的にアプローチしていました。

そんな檀野に好意的な印象を持っている光司たちと満は、
房枝と檀野との再婚を応援します。

 

牧本から相談を受ける満

檀野と房枝の再婚を邪魔してほしいと頼まれた満は、最初は断るものの、
牧本から「房枝に好意を持っていたことは嘘ではないが、
2人が結婚することで店に行きにくくなる(常連じゃなくなってしまう)
ことが嫌だ」という話を聞きます。

他の喫茶店なんていっぱいあるけれど、美味しいコーヒーが飲みたいのではなく、
いつものコーヒーが飲みたいと言う牧本に、
コーヒー店をやっていた満は少し共感します。

 

房枝は魔性の女!?

吹き矢大会で房枝を見守る光司たち。

そこへ顔を出した満は、終わったら行く予定だった檀野との食事を
キャンセルしたと話します。

光司と綾子が檀野からご飯を奢ってもらっていたこと
(しかもそれが高額であること)、
その時に綾子が福引券を40枚もらっていたことまで調べ上げていた満は、
綾子たちをお金で釣って味方につける檀野のやり方が気に入らないと話し、
買収された二人を批判。

満は牧本の気持ちに共感し、牧本に協力することにしたのでした。

 

大会後、家で房枝の気持ちを確認する満たちでしたが、
当の房枝本人は檀野のことを何とも思っておらず、
むしろ男性としては苦手なタイプだと答えました。

墓参りの送迎を頼んだのは、檀野があまりにもしつこいから、
自分がどれだけお父さんが好きかということを伝えるためだったと言います。

一方、牧本に対しても特別な感情はなく、
牧本とは長い付き合いだから自分が店を閉めるまでは
お客さんとして来てほしいと思っていました。

 

その後、満は綾子がもらった福引券を使うもまったく当たりませんでしたが、
何と牧本が3等のエステ券を当てます。

自分は使わないからと、房枝にプレゼントする牧本。

エステ券をもらって喜んでいる房枝を見て、
満と綾子は「魔性の女…」と呟くのでした。



其の十六「ミカンとコタツ」

光司は、檀野からの紹介で国会議員の秘書の面接を受けるも落ちてしまい、
他の会社も全滅。日に日に元気がなくなっていき、
花と会話をするようになってしまう光司を、綾子は心配していました。

 

綾子の前の夫も、仕事を辞めた後自分の甲斐性のなさを気にして
出て行ったことから、光司もそうなるんじゃないかと心配していたのです。

綾子はクラッチで満にその話をし、光司のことを見ていてほしいと頼みます。

 

光司を気に掛ける満。しかし元気がなかった理由は…

光司を気にする満は、光司の外出にも尾行。

帰ってきた後、部屋に呼ばれて行ってみると、
そこには完成したマチュピチュのジグソーパズルが。

マチュピチュが大好きな光司は、
パズルを完成させるために眠らずずっと作業をしていたのです。

ニート生活を満喫していただけだったことを
満から報告を受けた綾子は安心するのでした。

 

光司と楽しそうに歌う春海

満に頼まれ、一緒にコタツを出し、ミカンを食べる満と光司。

光司は、昔自分のミカンの食べ方で綾子と言い合いになったことから、
「自由にミカン食わせろ!」という歌まで作り、
春海にだけ聞かせたことを告白。

満に聴きたいと言われ、光司はベースを持ってきてその歌を披露します。

「歯に挟まるから皮は嫌いだ」とか「皮は繊維の化け物」など
くだらない歌詞だけど笑える歌で、盛り上がった二人は
「ニートブラザーズ」というタイトルで新曲を作り始めます。

するとそこへ春海が帰ってきました。

光司はすぐ歌うことを止めますが、春海はもっと聴きたがり、
「お母さんの財布からお金を借りる歌、覚えてる?」と言って、歌いだします。

春海の歌に合わせて、ベースを弾きながら一緒に歌う光司。

その様子を動画で撮っていた房枝は、その動画を綾子に見せます。

綾子は、結婚するまで仲が良かった光司と春海を思い出し、
思わず涙を流すのでした。

 

ラジカセとの別れ

光司とのそんなやり取りを経て、
春海は前の父親からもらったラジカセを手放すことに。

春海は新たなラジカセを光司に買ってもらい、嬉しそうに触ります。

光司は、ラジカセを出世払いではなく、自分でお金を出して買っていました。

そして、満に車を出してもらい、
リサイクルショップへラジカセを売りに行くのでした。



 

 

俺の話は長い・8話感想。房枝への想いは古本屋も金持ち男も実らず!ニートブラザーズのゆるーいやり取り・春海と光司の歌に和む回

モテる房枝に子供二人は複雑な気持ちに

牧本からも檀野からも好意を寄せられる房枝ですが、
本人はまったくその気がないんですよね。

今でもずっと亡くなった旦那さんのことを思っているなんて、素敵です。

そりゃ敵わんよ。二人とも悪いことは言わないから諦めなさい(笑)

綺麗だし優しいし、そりゃモテますよねー。

子供の立場である満と綾子は、自分の親のモテ具合に複雑だろうけど(笑)

それにしても、その気はないけど男性が寄ってくるなんて…
エステ券をもらっちゃうなんて…

いやー…魔性の女だわ(笑)

 

常連さんの大切さ

クラッチに行きづらくなった満を心配して、
わざわざポラリスまで来てくれた海星くん。

いつも来てくれていたお客さんが来なくなるって結構大きいことだし、
心配にもなるんですよね。

私も接客業していた頃に、同じことを思ったことがありました。

海星くんと満の間にはそれだけ信頼関係が築けているってことだし、
満は「クラッチのただの客」じゃなくて
「クラッチのいいお客さん(常連さん)」なんですよね。

そして牧本もまた「ポラリスのいいお客さん(常連さん)」なわけで。

満は海星とのことを思い出して、牧本の頼みを聞いたのでしょう。

 

満と光司の会話とデュオ

いつか光司さんがベースを弾く姿を見れたらいいなーと思っていましたが、
それが叶いました!

安田顕さんは元々多少は弾ける人なので、
見てみたいと思ってたので嬉しかったです。

それにしても、歌が本当にくだらない(笑)

元々この二人は面白かったけど、光司がニートになったことで、
ますます面白くなった気がします。

コタツに入りながら世界の核心を突くような話
(コタツに足を入れていれば誰かと争ったりすることもないから、
きっとコタツが最終兵器なんだとか)をしたり、
グレーは働いてない人間にとって一番落ち着く色だから
ニートの公式ユニホームなんだとか、もうよくわからないけど面白い(笑)

公式ユニホームだと思ってたから、
光司は満と同じようなグレーのスエットを着ていたんですね。

二人のゆるいやり取りに癒されました。