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無能の鷹 3話 ネタバレあらすじ感想。カタカナビジネス用語が飛び交う!

講談社1月号に連載されている「無能の鷹」第三話。

無能なのに仕事ができるオーラを放つ鷹野ツメ子と
有能なのに気弱な外見の鶸田くんがバディを組む
新感覚お仕事ストーリーです。

1話はこちら。

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2話はこちら。

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逃げるは恥だが役に立つ、ホタルノヒカリbaby、
モトカレマニアなども掲載されていておもしろいです。

 

3話 「鷹野のビジネス横文字」あらすじ

また一緒に仕事の打ち合わせに行くことになった鷹野と鶸田。

今回は仕事の外注をお願いしに行く打ち合わせです。

二文(そのうち一つは単語)しか英語をしゃべれないのに自信満々な鷹野。

 

打ち合わせに向かう電車の中で、英語を話す外国の赤ちゃんに驚く鷹野。

TOEIC800点なのに「英語が話せない」と自信がない鶸田に対して、
「Apple」と「This is a pen.」しか話せないのに
発音がネイティブ並みで自信満々の鷹野。

引用元:無能の鷹 3話

 

鷹野の自信っぷりに自分の気弱さがアホらしくなってきたという鶸田ですが、
外国の人と話す機会がないしな・・と言います。

そんな鶸田に鷹野は「日本人同士でも英語で話しているでしょ。」
とビジネス英語のことを言うのでした。



社会の荒波にもまれて鬼のようになっていった取引先社長。

 

一方、打ち合わせ先の鬼頭社長は、部下に仕事の無茶ぶりをしていました。

引用元:無能の鷹 3話

 

もともとモノを作る側の人間だった鬼頭ですが、
社会の荒波にもまれて冷酷な経営者になっていったのでした。

 

引用元:無能の鷹 3話

 

本当は信頼できる取引先と仕事をしたいけど、
そんな会社どこにあるのかわからない。

今回の打ち合わせも、どうせ無茶ぶりをしてくるだろうけど
仕事なんてそんなもんだろうとあきらめていました。

元々モノを作る側の人間なので、「口ばっかで自分じゃ何も作れない」
コンサル相手に敬意を払う必要はないと
ニット帽をかぶったラフな格好のまま打ち合わせに行くことにするのでした。

 

発音の良さに鬼頭社長は鷹野を海外経験者だと誤解。

 

ペンを拾って「Oh! This is a pen.」とネイティブな発音で言ったことで、
鬼頭社長は鷹野を海外経験者だと思い込みました。

さっそく打ち合わせが始まります。

鬼頭社長はビジネス英語だらけで打ち合わせをすすめます。

引用元:無能の鷹 3話

 

ですが鬼頭は、鷹野の発音の良さに気圧されて、
海外経験者(だと鬼頭が思い込んでいる)鷹野の前で
カタカナ英語を使っていることが恥ずかしくなってきます。

英語をやめて日本語を使おうとする鬼頭ですが、
鷹野は威圧的に(見える態度で)、
「英語で続けてください」と要求します。

 

引用元:無能の鷹 3話

 

そこへ電話がかかってきて鶸田はいったん退席します。

電話は会社からでした。
ほかの外注先が忙しくて受けてもらえないので、
今打ち合わせしている外注先に引き受けてもらうようにとのことでした。



鬼頭にどこまでも威圧的(に見える)鷹野。噛み合わない会話。

 

一方、残された鬼頭は鷹野に話しかけていました。

鷹野を海外経験者だと思い込んでいる鬼頭は
鷹野にシリコンバレーとかで働いていた経験があるのかと聞きます。

鷹野はスポーツのバレー(ボール)だと思い込みます。

(シリコン)バレーはどんな感じかと聞く鬼頭に

「ジャンプしたらブロックされます」と答える鷹野。

引用元:無能の鷹 3話

 

鷹野はバレーボールのことを言っているのですが、
鬼頭は出る杭は打たれるのかと勘違いします。

「無理矢理アタックをねじこんだら、ルールが変わってOKになった」という鷹野。

 

鬼頭は相手先の会社の名前を聞きます。

ここで、鷹野は知っている2つの英語のもう一つの方の
「Apple」と答えます。

「シリコンバレーでアップル社相手にルールを変えさせた」と
誤解する鬼頭。

あくまでバレーボールの話をしている鷹野は、
「弱いところは徹底的に叩き潰せ」と言われたと言います。

搾取される!と思った鬼頭は、
この仕事は絶対に断ろうと誓うのでした。

引用元:無能の鷹 3話

 

ビジネス用語を駆使する鶸田。

 

一方、この仕事の契約を取ってくるように言われた鶸田。

社風として使うことはこれまでなかったですが、
優秀なのでビジネス用語は一通り頭に入っています。

相手の会社に合わせてビジネス用語を駆使して
打ち合わせを進めようと決意しました。

 

バレーボールとシリコンバレーの勘違いによって
空気は最悪になっていましたが、
鶸田はがんばって打ち合わせを進めます。

 



 

鷹野の真意(?)に気付く鬼頭。

 

必死で説明を続ける鶸田ですが、
それを優しく見守る鷹野を見て、鬼頭は
鷹野は鶸田のためにあえて悪役を買って出たのかと誤解します。

厳しい世界でもまれて疑心暗鬼になっていた鬼頭は
あきれますが、それでも
「社員を大事にする会社はいいな・・」と思うのでした。

そして、鶸田の必死のプレゼンによって
鬼頭は仕事を受けることにしました。

これまでずっと疑心暗鬼で冷酷に仕事をしてきた鬼頭が、
久しぶりに仕事でワクワクすることができたのでした。

 

引用元:無能の鷹 3話

 

無能の鷹 3話 感想

 

相変わらず鷹野さんの無能ぶりが冴えています。

バレーボールについての説明が「ジャンプしたらブロックされます。」って。

普通の人は、鷹野さんが素でこんなアホな返しをしているなんて
全然気付きません。

鷹野さんと初対面の人は鷹野さんが無能ということに全然気付かないので
鷹野さんの行動や言動に意味があると考えて深読みしていくのですね・・・。

本当は意味がないのに。

本当にただのバカなんです・・。

 

引用元:無能の鷹 3話

 

そして鶸田さん。

とっても優秀なのに、前回に続いて今回も鷹野の部下か後輩と
取引先に勘違いされていました。

カワイソウ。

鶸田は今後の人生で優秀さが外見に出るようなことはあるのでしょうか・・・。

TOEIC800点なのに自信が持てない鶸田。
「Apple」と「This is a pen.」しかしゃべれないのに自信満々な鷹野。

自信ってどこから生まれるのでしょうね〜。

 

 

今回もスカッとするほどの鷹野さんの無能っぷりでした。
2人のバディ、素晴らしいです。

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4話も楽しみです。