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「俺の話は長い」9話ネタバレ感想!春海が高校受験を止める!?自分のやりたいことを探し続ける満が、春海にかける言葉とは?

春海が突然高校受験を止めると言い出し、説得に向かう満。
そんな満自身も、自分の人生について悩んでいた。
自分のやりたいことって、いったい何だろう?

 

俺の話は長い・9話あらすじ

其の十七「トンカツと占い」

 

光司が進めていたマチュピチュのパズルを、光司の代わりに完成させようとする満。
光司はベースを触るようになっていたので、パズルに興味がなくなっていたのでした。

次の日、トンカツが夕飯に出てきますが、
急いでやってきた綾子に箸を取り上げられてしまう満。

春海が高校受験をしないと言い出し、理由は満にしか話したくないと言っているから、
説得しに行ってほしいと頼まれてしまいます。

 

高校に行かないと言い出す春海。その理由は…

 

嫌々春海の部屋に行った満は、春海から
「ラジオパーソナリティーになりたいから高校には行かない」と打ち明けられます。

高校を出てからでも遅くはないと言う満に、
春海はやりたいことが決まっているのに回り道をしたくないと譲りません。

春海は2学期に入ってから真剣に考えだしたと言い、
専門学校に行って声のプロになろうと思っていました。

そこで満は、春海に「パーソナリティーの適性を確かめる」と言い、
相談内容を自分で作って春海に答えさせようとしますが、ダメ出しばかりします。

 

高校受験をすることを決める春海

満は、大学を辞めてもすぐには店を開かず、
開業資金を貯めていた自分の経験を踏まえ、
春海にも高校に行って友達を作ったり恋をしたりして、
経験を貯めてほしいと話します。

その言葉に納得した春海は、綾子に高校に行くことにすると報告。

綾子は、放送部がある高校を調べて春海に渡し、
本気で目指すなら高校に行きながら専門のスクールに通うこともできると
教えるのでした。

 



 

5人でラーメン屋さんへ

 

春海の高校受験騒動で、楽しみにしていたトンカツはすっかり冷めてしまい、
食べる気がなくなったという満。

トンカツは明日のお昼に回し、みんなでラーメン屋に行くことにします。

そこで流れていたラジオで、パーソナリティーのハードな高校時代の
エピソードを聞き、春海は自分の経験の足りなさを実感するのでした。

 

其の十八「ラーメンとフリーマーケット」

 

占い師に運勢を占ってもらった綾子と春海。

春海は「話す仕事が向いている」と言われ上機嫌になりますが、
満のことは「転職を考えた方がいい」と言われ、
そもそも仕事をしていないんだからインチキではないかと、
その占い師を信用しない満。

 

次の日、満は光司とパズルをしながら自分のやりたい仕事について話します。

自分が嫌いじゃないことを探してはいるものの、
それが仕事には直結しないと悩んでいたのでした。

 

満に仕事紹介の話が舞い込んでくるも…

 

新居への引っ越しにともない、いらないものをフリーマーケットに
出そうと準備を進める綾子と房枝。

そこへ光司がやってきて、満には議員秘書の仕事が
向いているのではないかと話します。

綾子と房枝も同意し、檀野にまだ枠が空いているかどうか
聞いてみることにするのでした。

 

フリーマーケット当日、会場で物を売っていると檀野が訪ねてきて、
満に議員秘書の仕事の話をします。

何も知らない満は、自分の知らないところで勝手に話が
進んでいたことに腹を立て、綾子と言い合いになり、
綾子はその場を離れてしまいます。

そこへ入れ違いに房枝がやってきて、陸が来ていることを聞いた満は
陸に話しかけ、一緒に肉まんを食べます。

父親とのことを聞かれ、
「母親がいないときにインスタントラーメンを作ってくれた」と話す陸。

些細なことで許せるようになっていることに不思議な感覚になるも、
父親との関係が少し良くなったと近況を満に報告するのでした。




 

自分の人生に悩む満に、明日香が伝えた言葉は…

フリーマーケットからの帰り道、満はいろんな仕事をしている人を見かけます。

園児を送っている保育士さん、花を売っている花屋の店員さん、
米の仕入れをする米屋さん、荷物を運ぶ配送スタッフ、
おじいちゃんを車へ乗せるヘルパーさん…

そのままクラッチへ顔を出し、数時間前に明日香が来ていたことを聞かされます。

明日香は海星から、満は明日香から言われたことを
大事にはしているもののまだ動き出せていないと聞き、
少し嬉しそうな顔をしていました。

 

満は明日香が来ていたことに動揺するも、議員秘書の仕事の話をします。

コーヒー店を始める時は「自分にはこれしかない!」と
自分で決めたことだったし高揚感もあったからこそ、
他人にお膳立てをされて仕事を始めることに抵抗感があるという満に、
「これしかない」なんて思える仕事は最初だけ、
同じ感覚を求め続けても無駄だと話す海星。

満もそれには気づいていました。

自分でやりたいことを見つけることの難しさを改めて感じている満に、
海星は明日香からのたった2文字の「やれ」という伝言を伝えるのでした。

 

俺の話は長い・9話感想。自分の経験を踏まえて、春海に将来のことをアドバイスする満の姿にグッとくる回

春海を説得する満の言葉の重さ

 

パソコン・スマホ・ユーチューバー全盛期のこの時代に、
ラジオの仕事を選ぶのはすごいことだと、春海の考えを否定はせず
まずは聞いてあげた上で、自分の経験を踏まえて春海を諭す満。

確かに春海が言うように、今は学歴が物を言う時代ではないでしょう。

「やりたいことがある!だから早くその道に進みたい!」なんて
思うのもわかりますが、満の言うように、
そこでしか経験できないことって絶対にあるんです。

ラジオのパーソナリティーって、言葉のチョイスだったり、
リスナーの相談やゲストとして来た人との受け答え方を聞いてると、
自然と学歴って出ると思うんですよね。

私の職場でもラジオは流れているのですが、
「話し方(盛り上げ方)上手だなー」とか
「そんなことよく知ってるなー」なんて思うことも多いです。

だから、経験値があればあるほど、
リスナーともっと盛り上がれる番組を作れるだろうし、
春海にはぜひ高校、行けるのであれば大学まで行って、
その経験値をたくさん積んでほしい。

何だかんだと文句を言いながらも、春海の相談に乗り、
的確なアドバイスをする満はやっぱりいいヤツだなと思います。



 

明日香の的確過ぎる伝言と、海星の的確すぎる言葉

「これしかないなんて思える仕事は最初だけ、同じ感覚を求め続けても無駄」。

これは……本当にそうなんですよねぇ。

私自身も転職を繰り返していた時期があったのですが、
そういう感覚をずっと求め続けていたからなかなか仕事が見つからなかったり、
転職できたとしても「これは自分のやりたかったことじゃない」
とか言って辞めて、また仕事を探そうとするけれど自分の中で
「これは自分には無理」と言い訳してなかなか決まらなくて……と、
繰り返していたんだろうなと思いました。

スパっと決めるのもダメだし、優柔不断すぎるのダメだし、
難しいところではあるけれど。

 

満は働く気がないわけではなくて、理想が高すぎるんでしょうね。

長い間自分に合う仕事を探している分、他人にお膳立てされて
急に決めるっていうのが嫌なのはわからなくもない。

でも、今は実家暮らしで親も元気だからいいけど、
必ず自分で生活費を稼がなきゃいけないときは来るわけだから、
どこかで折り合いつけなきゃダメなのに。

まるで昔の自分を見ているようで、
「どこかで見たことがあるな…」なんて思っちゃいました(笑)

 

秋葉家の家がついに完成!

新築へ家具を運び入れて、そこでくつろぐ綾子たちと房枝。

当たり前ですが、やっぱり新築ってどこも綺麗でいいですよね。

私の家も一度建て替えたのですが、新築のときの匂いが好きでした。

綾子は、自分が岸辺家を出るまでに満を就職させると言っていましたが、
やっぱりダメだと説得を諦めようとします。

身内が諦めたら終わりだという房枝言っていましたが、
何とか最終回までには決めてほしいですねー。

…とか言いながら、満がもし自立したら房枝は綾子の家に行くわけだし、
そうなるとみんなバラバラになって、
今のような屁理屈を言い合ったりすることもなくなるから、
ちょっと寂しくもあったりして。

満ももちろんですが、光司の再就職にも注目ですね!