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「俺の話は長い」3話ネタバレ感想。満と父の確執!ひねくれニートになった理由が明らかに?

陸から彼女のことを相談され、心が揺れる春海。
そんな中、満が小遣い稼ぎのためにお墓参りに行っている疑惑が浮上!

墓参り後に行った中華屋さんで判明する、
満が屁理屈屋のひねくれニートになった理由とは…?

俺の話は長い・3話あらすじ

 

其の五「カボチャと喫茶店」

満が朝起きてくると、キッチンに置いてあるダンボールいっぱいのかぼちゃがありました。房枝に聞くと、常連の薗田からもらったものだと言います。

 

陸の彼女にヤキモチを焼かれる春海

 

陸に誘われ、一緒に帰る春海。
陸がポラリスへ行ったことで、陸の彼女が春海に嫉妬していて
困っていると相談を受けます。

嫌なら別れればいいと言う春海に、
春海が自分のことを好きだという噂があったこと、
本当は春海のことが好きだったと言う陸。

春海は噂のことに驚き慌てて否定し、突然の告白にもまた驚くものの、
陸は「また相談に乗ってほしい」と言い残して帰っていきました。

陸と連絡を取り合う光司

クラッチで飲む満と光司。

光司は、体育祭のときに陸と連絡先を交換してしまい、
返事に困っていると満に相談します。

この際思い切って仲良くなったらいいと案を出す満。
二人は海星にハロウィンのかぼちゃのマスクを被った姿を写真で撮ってもらい、
それを光司は、満のアドバイス通りに陸に送るのでした。

 

 

 

かぼちゃを転売しようと目論む満だったが…

 

クラッチからの帰り道、かぼちゃがネットで3000円と
高値で売れることを知った満は急いで帰宅するも、
ポラリスでハロウィンの特別メニューとしてかぼちゃを使おうとしていることを知り、
「ハロウィンに便乗するのはおかしい」と屁理屈を並べて止めようとします。

房枝が「ハロウィンのイベントはやらずにかぼちゃ料理だけにする」と言っても、
ケチをつける満。

自分が持ってきたせいで二人が喧嘩していることにいたたまれなくなった薗田は、
かぼちゃを持って帰ろうとしますが、
それも「一度もらったものは返せない」と止める満。

そこで薗田は、満がかぼちゃを転売しようとしていることに気づき、
結局「ハロウィンが終わってから煮つけを出す」ということで収まり、
満は納得せざるを得ないのでした。

 

其の六「酢豚と墓参り」

 

ある夜、綾子以外の四人がご飯を食べていると、
春海が「三者面談と、前から約束していた買い物をドタキャンされた」と
愚痴をこぼします。

それをきっかけに、綾子は他人に厳しく自分に甘いだの、
自分は絶対に正しいと思ってるだの、綾子への愚痴大会が始まります。

ガソリンスタンドで偶然満を見かける綾子たち

 

ドタキャンの埋め合わせのため、三人で出かける秋葉一家。
行く途中でガソリンを入れようとすると、先に満の姿がありました。

満は、房枝と父親の月命日の墓参りに行くため、
車にガソリンを入れていたのです。

隠れて車から様子を見ていた秋葉一家は、満が捨てていったレシートを綾子が回収し、
そのまま花屋まで尾行するのでした。

 

思い出の味・酢豚のタレをかけた炒飯

 

綾子の提案で、父親が好きだった中華屋さんでご飯を食べる満たちでしたが、
墓参りに来なかった綾子を責めたことで、またも姉弟喧嘩が始まってしまいます。

ガソリン代と花代で3425円なのに、5000円ももらおうとするのはおかしいという綾子。花屋まで尾行してなぜ墓参りには来なかったのかと責める満。

そして綾子は、お父さんのお見舞いに一度しか来なかった、
お父さんは満を心配してばかりいたと漏らします。

そのやり取りを聞いていた房枝は、
「春海を生んでくれただけで十分だって喜んでたよ」と言い、
思い返して涙ぐむ綾子に、そっと光司がハンカチを渡します。

そこでターンテーブルを回し、
「親父が好きだったのは、酢豚のタレをかけた炒飯だ」と言って食べ始める満。

それを見た光司や春海も真似をして食べ、
綾子もまた、泣きながら同じものを食べるのでした。

 

俺の話は長い・3話感想。満や綾子、光司の新たな面が見れる回

 

やっぱりコーヒー店のときの荷物はきっぱり捨てたんですね。

すごい一歩ですよ、満くんにとっては!

みんなもっと褒めてあげてほしい(笑)

 

満のいつもの屁理屈が効かない?ポラリスの常連たち

 

かぼちゃの回では、満が店をやっていた時はクリスマスイベントをやっていたのに…とか、だんだん言い訳ができないほど、常連客の牧本(西村まさ彦)や諸角(浜谷健司)、
園田(本多力)に追い詰められていく満。

 

相関図

https://www.ntv.co.jp/orebana/chart/

 

見てる側としては、ちょっと気持ちよくもありました(笑)

ちょっと困った感じになっていたのは、
今回が初めてだったのではないでしょうか。

房枝や綾子など、家族に対してはいつもの屁理屈でいけるけど、
そこへ他人が加わってくると難しいもんなんですかね。

周りの人たちは、満より人生経験も豊富だからかな?

ただ単に人数が多いからってだけかな(笑)

 

春海の好きな相手・陸と春海の父・光司の関係

 

光司とまで繋がろうとするとは…やらしい奴め(笑)

曖昧なことすると彼女も春海も傷つけるんだし、はっきりしてほしいですね。

春海が自分に好意を持ってることを知ってて、
また相談に乗ってほしいとか言うなんてずるいですよねー。

でも光司が、かぼちゃのマスクを被った写真と「カボチャ谷パンプ郎」と送ったら、
マグロのスタンプ?で顔を隠して「マグロ浜カマ造。好きな呼吸はエラ呼吸」と
センスがある自己紹介付きで自撮りを返してくる辺り、
面白い子だなとは思いましたが。

その返信にまた困ってたり、若い子についていこうと必死なところが
光司さんのかわいいところですね(笑)

これが今後、春海との関係にどう影響が出てくるか気になります。

 

満の過去と、姉弟の父親への思いが描かれるラスト

 

二か月間の父親の入院中、一回しか見舞いに行かなかった満。

満には当時同棲していて、その彼女に養ってもらっていたという、
いわゆる「ヒモ」だった過去がありました。

父親と喧嘩し、実家に居づらくなったからと家を出て彼女と住んで、
しかも働かずにいたんですね。

だから、見舞いにも行きにくくなってしまったのでしょう。

父親とのそういう確執があって、たぶんそれを今も気にしているから、
ポラリスを継ぐこともしない。

父親が守り続けたお店だから、コーヒー店を続けられなかった自分が
継ぐことはできないと考えたのかもしれません。

「店のカウンターに入るな」という言いつけもずっと守り続けているあたり、
満の中で父親の存在は特別で、負い目や引きずっている部分があるのでしょう。

 

綾子も綾子で、離婚して心配をかけたことがあるから、父親に対して負い目がある。

満の再就職にうるさいのは、そうやって父親に最後まで心配かけて、
今は母親にまで迷惑をかけていると思っているからこそなのでしょう。

会社の部下に「ニートの弟を再就職させた」と嘘をついていたので、
世間体を気にしているのもあるとは思いますが・・・

 

おまけに綾子は、「満ばかりが可愛がられている」という思いもあったから、
最後は父親が自分のことも気にしていてくれていたことに涙しちゃったんでしょうね。

あの涙は何だか共感できました。