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「俺の話は長い」2話ネタバレ感想。満はただの屁理屈男?意外と優しいやつ?

前回、春海が不登校になった理由がいよいよ明らかに!

辛いことを乗り越え、前に進もうとする春海。

そしてずっとコーヒー店への未練が断ち切れない満も、ついにある決断をします!

 

2話の予告はコチラ

(日テレ公式チャンネルより)

 

 

俺の話は長い・あらすじ

 

其の三「焼きそばと海」

 

満と房枝、そして岸部一家との同居が始まりました。

そんな中、春海が不登校になったのは、
好きだったクラスの男子・陸(水沢林太郎)が、
自分の親友と付き合ったからだと発覚します。

いじめじゃなくてよかったと安心する光司。

 

また不登校になった春海。その理由は…

 

ところが次の日の朝、春海がまた学校へ行かないと言い出します。

春海を説得できたら5000円あげると綾子に言われた満は、説得しに部屋へ。

「これ以上ばあちゃんは悲しませるな、
悲しませるのは無職の俺だけで足りてるんだよ」という満に

「ハローワーク行きなよ」ともっともな返しをする春海。

 

満が作った焼きそばを二人で食べながら、
春海が学校を嫌がる理由は、体育祭のフォークダンスの練習で、
陸が親友と踊るのを見てしまうこと、
自分の番が回ってきたら踊らないといけないからだということが分かります。

満の説得に心を開き、最後に「学校まで送ってくれたら行く」という春海を、
仕方なく車に乗せる満。

その中で、失恋した人はなぜ海にいくのかという話から、
満は今度春海を海に連れていくことを約束します。

 

成功報酬がなぜか1000円に

 

当然納得ができない満は、
「大事なことは、出たくなかった5時間目のフォークダンスの練習に
行かせたことだから、5000円の報酬に十分値する」と綾子を言い負かし、
綾子は最初の約束通り5000円を払います。

最初に渡した1000円を返せというが、
代わりに春海を迎えに行くことでまたも折れる綾子。

「これで送迎代は1000円」というベースができたという満を尊敬する光司なのでした。



 

春海と満は海へ

 

春海を迎えに行った帰り、満は約束通り春海を海につれていきます。

そこで、失恋したらなぜ人は海に来る理由が何となくわかったと言う春海。

落ち込む春海でしたが、満に焼きそばのお礼を伝えるのでした。

 

其の四「コーヒーと台所」

 

朝5時半。満がいつものようにコーヒーを淹れていました。

房枝は、夫が亡くなった頃はこの朝のコーヒーが心の支えだったと言います。

満もまたそれが分かっていて、コーヒーを淹れることが親孝行だと思っていましたが、
後から起きてきた綾子に散々文句を言われてしまい、
満はもう淹れないと言い切ります。

 

春海の片思いの相手・陸がポラリスへ

 

春海が好物だという、ドライカレーで作るオムライス「オムドライ」を食べに来た陸。

房枝は、陸から「ここに来たことを春海には言わないでほしい」と頼まれますが、
春海に報告します。

陸がまた来ると言っていたことを知り、どういうつもりなのだろうと首を傾げる春海。

 

光司の秘密

 

クラッチで飲む満と光司。

光司の手には、綾子には内緒で、1本だけ処分していなかったベースがありました。

隠し場所に困っていた光司は、海星の好意に甘え、
クラッチで預かってもらうことにします。

 

いよいよコーヒー店開業時の荷物を処分する満

 

光司が先に帰ると、房枝が一人でビールを飲んでいました。

朝にまたコーヒーを淹れてあげた方がいいと言ったと話す光司ですが、
強情だから絶対にもう淹れることはないという房枝の言う通り、
次の日房枝が起きると満の姿はありませんでした。

代わりに起きてきたのは綾子で、房枝にお茶を入れてあげますが、
房枝は少し寂しそうにしていました。

そして満はその日、コーヒー店をしていた時の物をすべて売ってしまうのでした…

俺の話は長い・2話感想。満って結構いいやつ?

 

5000円に釣られ、春海を説得する満でしたが、
結構いいこと言うじゃんって思いました。
(上から目線。笑)

焼きそばを作ってあげて、一緒に食べながら
「ここで休んだらまだ引きずってるんだと思われる。

そうじゃないのなら、学校に行くべきだ。
明日からまた行ったとしても、哀れんだ目で見られるぞ」と、
春海の背中を押してあげます。

頭ごなしに「何で行かないの?行かないとダメでしょ!」とは言わず、
理由を聞いた上で、あくまでも無理やりではなく、きっかけを作ってあげていました。



 

気持ちを伝えられないまま、好きな人が取られたことを後悔している春海が
「どうして人生で大事なことは誰も教えてくれないんだろう」と言った時も、
「教えてくれる人もいるけど、聞いているときは大事だとは思っていない。
だから傷ついて覚えるしかない」と答える満。

 

たくさん傷ついて、学んで、それでみんな大人になる。

大人になるとどうしても、傷つくことを恐れ、失敗することを恐れていきますから…

春海はまだまだこれからだから、そうやって大人になっていってほしいっていう
満の思いがあるのかなと思いました。

ちょっとめんどくさいだけで、本当は優しくていい子なんだよなぁ…

だから春海も、満には心を開くのでしょう。

 

綾子もなかなかの屁理屈女?ちょっと思いやりに欠けている?

 

「春海が1時間目に間にあったら5000円、2時間目なら4000円。
行ったのは5時間目だから1000円」という綾子。

確かに内訳までは言ってなかったけど!よく思いつくな! (笑)

屁理屈男の弟に負けじとそういう知恵も付いていったんでしょうねー。

 

あとは、毎朝5時半に満が房枝にコーヒーを淹れる理由。

満の真意がどこまでかはわかりませんが、
房枝にとってはとても嬉しかったことだと思うんですよね。

でもそれに文句をつけて、満の大事な気持ちを捨てさせるような形になってしまったのが、ちょっと残念でした。

前回では、人の大切なものを簡単に捨ててしまうという話がありましたが、
これは物だけじゃなく気持ちもなのかなと思うと悲しいです。

働かない満のことが気になるのはわかるけど、もっと満のことを考えてあげてー!

 

光司がいたバンド「ズタボロ」のボーカリストとは?

 

知り合いのライブに行ったとき、ズタボロのボーカルだった人と会い、
連絡先も好感したというクラッチの店員・小雪(きなり)。

それを聞いた光司は「女癖の悪いやつだから絶対に会ってはだめだ」とくぎを刺します。

その悪さは東アジア一だそうなので、逆にどんな人なのか気になりますね。

おそらく光司とあまり年齢も変わらないでしょう。

出てくるまでの前振りだと信じたい!



 

満のコーヒー店に対する気持ち

 

自分も未練があるからこそ、満がダンボールを捨てられずにいることが理解できるという
光司に対し、そこまでまたやりたいとも思っていないし、
かと言って興味がないわけでもないと自分の正直な気持ちを吐き出す満。

満自身も、本当はこのままじゃだめだっていうのはわかっていると思うんですよね。

あれだけ物を揃えて、お店を出して本気でやってきたわけですから、
その分気持ちの整理がついていないだけで。

だから、捨てるという決断をしたのはすごい成長だと思います。

これで次回あっさり「やっぱりやめます!」っていうところから始まったら、
それはそれで満らしいなとも思いますが(笑)