磯谷友紀さんの「ながたんと青と」の24話を読みました。
磯谷友紀さんは「本屋の森のあかり」の頃から好きな作家さんですが、
この「ながたんと青と」が一番好きかも。
毎日を丁寧に暮らしていそうな、
昔の時代はいいな〜と思ってしまいます。
では、24話のネタバレ感想です。
Contents
ながたんと青と 24話 あらすじ
機転も利き、お客さんから愛されているふたば
かけおち先から帰ってきたふたばが
桑乃木の給仕をやることになりました。
お客さんは懐かしそうに話しかけます。
ふたば自身は機転が利く性格で
お客さんの好みとかに応じて細やかに対応。
周は、ふたばは桑乃木に欠かせない人物だと思います。
ですが、ふたばの駆け落ち相手の慎太郎は、
自分のお店を潰したことからお酒に逃げるようになっており、
料理もできなくなっていました。
料理コンテストの誘い
そんなとき、いち日に注目している新聞記者の藤田から、
周に「桑乃木が料理コンテストに出てみないか」と誘われます。
藤田は女性料理長のいち日に注目していました。
その料理コンテストには、桑乃木をやめた戸川が移ったお店も
出場することになっていました。
コンテストに誘った周に、いち日は戸川のことはともかく、
まだ経験が足りないからと断ります。
ですが、料理人としての自分の位置を知る為にも
出てみたかったなと思うのでした。
ふたばと慎太郎が再びかけおち?
叔母の町子が「ふたばは許してしまうかもしれないけど
慎太郎は許さない」と言っているのを聞いてしまったふたばと慎太郎は
その日の夜に再び桑乃木を出て行こうとします。
それに気付いて止めたのが周でした。
起きてきたいち日は、再び出て行こうとしていた2人にブチ切れ。
慎太郎に、「いいから一緒に料理コンテストに出よう」と誘います。
フレンチトーストを食べながらいち日とふたばは思い出語り。
少し落ち着いて、周、いち日、ふたばの3人でお酒を飲みながら話をします。
ふたばといち日は、いち日の前夫の高行と慎太郎の思い出話をしました。
四人は幼なじみで、思い出がたくさんありました。
ふたばは、「慎太郎はいち日の夫の高行じゃなくて自分が帰ってきて、
いち日に負い目がある」と
いち日に言いました。
コンテストに誘って良かったかと悩むいち日に、
ふたばはいい機会だから良かったと答えます。
すっかり酔っぱらったいち日は、ふたばにフレンチトーストを
作ってくれるようお願いしました。
戦時中は夢に見るほど好きだったというフレンチトーストをおいしそうに食べた後、
いち日は高行のお仏壇にもお供えしにいきました。
周はふたばから、どんな家族だったかと聞かれ、
父母は放任で乳母と暮らしていたと答えます。
「以前は」それも気楽で良かったと思いながら、
周は仏壇のいち日を迎えに行きました。
ながたんと青と 24話 感想
ふたばが戻ってきて良かったですね。
可愛くて明るい感じだし、機転も利くとなれば
桑乃木としてはどうしても必要な人材です。
ですが、気になるのが慎太郎。
自信を失くしている状態から抜け出せるといいのですが。
そのためにも料理コンテストでいい成績を出して、
自信を取り戻してほしいですが、
コンテストに出る気力はあるのでしょうか・・?
今回の料理はフレンチトーストでしたね。
レシピが本編に載っていましたが
美味しそうで、ぜひ食べてみたい!と思いました。
ふたばが美味しそうに食べている様子は本当に可愛かったです。
それにしても、周は高行には嫉妬しないんでしょうか?
歳が離れすぎているから、嫉妬という感情にはならないのかもしれないですね。
次回も楽しみです。
料理コンテストで戸川さんをぎゃふんと言わせられるといいですね(^^)。