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無能の鷹7話ネタバレあらすじ感想。鷹野がついに役に立つ・・?KISS7月号最新話

びっくりするほど仕事ができないのに、
見た目だけはなぜかデキる人にしか見えない鷹野ツメ子。

普段は初対面の人が鷹野の見た目にだまされてうまくいくお話ですが、
今回は鷹野のダメさが知られている社内でのお話です。

無能の鷹野が役に立つ・・・のか??

ネタバレあらすじ感想です!

7話「テストユーザー」あらすじ。

めんどくさがりの鵙尾(もずお)さん。

 

新人の鶸田君は先輩の雉谷(きじたに)に質問しようとしましたが、
雉谷からは「俺以外にも気軽に相談できるやつを見つけろ。」と
言われてしまいます。

ですが、コミュニケーションの場である飲み会がない会社のため、
誰かと個別に仲良くなる機会は少なく、
心当たりがありません。

そこで雉谷は鶸田にエンジニアの鵙尾(もずお)さんという
人を紹介してくれることになりました。

鵙尾さんはめんどくさがりで有名な女性。
鶸田は「相談もめんどくさがられるのでは・・。」と心配しますが、
そうではなく、鵙尾さんは「手抜き」の発想がうまいということなので
大丈夫だそうです。

鵙尾さんが来てくれて相談にのってくれて、
あっさりと問題が解決しました。

鵙尾さんの相談。できない鷹野が役に立つ??

今度は逆に鶸田が鵙尾さんから相談を受けます。

ちょうど今暇なので、新しい経費精算システムを作ろうとしているが、
他者との差別化をどうしようか悩んでいるとのことでした。

そして、他者との差別化をはかるために、
ITに弱い人にとことん合わせた仕様にしてみようかということになりました。

そこで「ITに弱い人」として選ばれたのが鷹野。

鷹野は、ITに弱いどころかだいたいの仕事ができないのですが・・。

さっそく鵙尾さんは鷹野さんに聞いてみました。
そしたらなんと鷹野は
「私がITを苦手かどうかはわからないけど、ITは私のことが苦手みたい。」
と答えました。

これにウケる鵙尾さん。

発想が新しい!と感じて、鷹野の意見が会社を救うかもしれないと考えます。

そして調子に乗る鷹野(笑)。

 

このやり取りを聞きながら、鶸田は
「これだと鷹野の教育係の鳩山さんが鷹野を生かせていないという
空気になっている・・。」と心配します。

鶸田の心配を読み取った鳩山は
「鷹野が役に立てる場所を見つけられたら俺も嬉しいから気にするな・・。」と
目で合図をするのでした。



 

鵙尾さんの過去。

 

鵙尾さんは、「ITが苦手な人でも使いやすい」経費システムの
試作を完成させて、早速持ってきました。

鷹野がテストユーザーとして試します。

それを見ながら鵙尾さんは学生時代を思い出していました・・・。

高校時代の鵙尾さん。

 

ノートを取るのがめんどくさかった鵙尾さんは
スマホで黒板を撮影します。

クラスメイトにそれを見られて「ずるい」と言われた
鵙尾さんは、撮った画像にパスワードをつけて
ネットにアップしてみんなに共有できるようにしました。

ですが先生にバレて怒られてしまいました・・・。

 

大学時代の鵙尾さん。

 

大学の授業で「半年かけてデータの分析をする」と
言われた鵙尾さん。

単位を取るのが難しい授業だそうですが、
面倒が嫌いな鵙尾さんはなんとか楽にできないかと考えます。

そして、一ヶ月くらいでエクセルの分析手順を
自動化することを思いつきます。

ですが、その作業は大変で、
鵙尾さんは
「自分がめんどくさがりなのか努力家なのかわからない・・。」と
悩んでしまいました。

そこへ教授があらわれ、
「鵙尾さんは’楽をするための努力’が得意なんだね。」と
言ってくれて、しかも、
「めんどくさがりで努力家というバランスが良い鵙尾さんは
社会で重宝されるよ。」とも言ってくれました。

嬉しくなる鵙尾さんですが、
次に衝撃的なことを聞かされます。

 

実は鵙尾さんが今やっている作業はなんと、
去年の先輩が実施済みで、
今年はその先輩のファイルを配布することになっていたのでした・・・。

自分の努力が無駄だったと知ってショックを受ける鵙尾さん。

自分がした努力をしていない他の人と差がつかないのが
納得いきません。

ですが教授は、「そういう人たちは他人が作った技術を使って
別の新しい役割を果たす。それが文明の進歩じゃないか?」と
言うのでした。



 

鷹野はやっぱり鷹野だった。

 

教授の言う通り、大学のクラスメイトたちは
社会学ユーチューバーとして活躍していました。

そのことを思い出しながら鵙尾さんが鷹野の調子を見に行くと、なんと。

鷹野は寝ていました・・・・・!

理由を訪ねる鵙尾に、

「楽すぎて飽きてしまいました。」

と正直に答える鷹野。

その答えを聞いて、鵙尾さんは
「ただのクズじゃん!仕事なのに・・」とドン引き。

鷹野を生かせないのは自分のせいじゃないことがわかってもらえた
鳩山は、ちょっと嬉しそうでした(笑)。

鶸田は鷹野のフォローのしようがなく、
「鷹野はっ・・・少なくとも横領とかはしません。」と
しか言えませんでした。

 

「楽でかつ楽しくないとダメなのか。そんな仕事あるわけない!」と
途方にくれる鵙尾さん。

ですが、そこから、経費システムにゲーム要素を取り入れることを思いつきます。

難しいですが確実に他者と差別化できます。

 

その方向で進めようとする鵙尾さんですが、
鷹野はさらに「体も動かせるといいですね。」と
気軽に無理な注文をしてきます。

そのうちに鵙尾さんの閑散期も終わり、アイデアを形にする時間もなくなり、
「仕事が楽で楽しくなる未来より、仕事の無人化の方が早そう・・。」と
鶸田は思うのでした。

 

無能の鷹 感想。

 

鷹野はやっぱり鷹野ですね・・・!

仕事なのに、「つまらないので飽きました」と言って寝るとか
普通の感覚だとできません。

ある意味ちょっとうらやましいです(^^;)。

そして鳩山さん、鷹野の無能さが鵙尾さんにもちゃんと伝わって良かったですね。

鵙尾さんは「楽をするための努力が得意」という教授の説明がしっくりきました。
「楽をするための努力」をしてくれる人が
たくさんの便利なサービスを生み出してくれている気がします。

 

今回もおもしろかったです!

ドラマ化するといいなー。