陸と繋がったことをきっかけに、春海との距離が縮まる光司。
一方満には、中途採用試験の話が舞い込んできます!
屁理屈ニート、ついに就職なるか!?
Contents
俺の話は長い・4話あらすじ
其の七「アイスと夜の散歩」
家に帰ってから、綾子に転職の相談をする光司。
綾子は「今よりお給料が上がるならいいんじゃないか」と
言ってくれるものの、光司はベランダで一人、
チョコアイスを食べながら悩むのでした。
光司とコンタクトを取りたがる陸
陸とずっとやり取りをしている光司は、
陸から一緒にベースを買いに行くのについてきてほしいとまで言われていました。
陸は春海から、光司が昔バンドのベースをやっていたことを聞いていたのです。
どうすべきか悩む光司に、
「会ってみないことはどうして光司さんと接点を持ちたがるのかわからない」
という満。
アイスを食べたのは誰?犯人探しが始まる!
アイスが入った袋と棒が分別されずそのまま捨てられていたのを見つけた房枝は、
光司を呼んで聞き出しますが、光司ではありませんでした。
アイスの持ち主は満で、一週間前に2本アイスを買っており、
1本はその日に食べて、残り1本は取っておいたのです。
光司や房枝、そして後から来た春海、綾子を次々と疑う満。
しかし皆違うと言い、綾子もゴミは捨てたが食べてはいないと言う。
そこで春海が、牧本が今日家に来ていたと証言。
房枝が店に出てから春海が帰ってくるまでは、一人だった牧本。
十分疑う余地があったが、満が突然「この事件に犯人はいません」と言い出します。
アイスを食べた犯人は…何と満!?
満が冷蔵庫の中を確認すると、食べられたと思っていたアイスがありました。
満は、一週間前に食べたアイスのゴミを
そのまま机に置きっぱなしにしていたのです。
それに気づかずに、房枝が新聞をゴミの上に置きました。
綾子から一週間分の新聞を置いておいてほしいと言われていた房枝は、
その上へどんどん新聞を積み重ねていきましたが、結局綾子は読まず、
房枝が綾子の同意を得た上で処分しようとし、新聞をそこから動かします。
そこへ綾子がやってきて、アイスのゴミをそのまま捨てていた…
というのが真実でした。
満は、綾子からみんなに謝るよう言われますが、
非は認めるものの、房枝が牧本と再婚しようとしていると言い出して話題をそらし、
自分の部屋へ逃げていくのでした。
少しだけ、距離が縮まる光司と満
アイスを買いに行くため、光司と一緒にコンビニへ出かける春海。
陸からかぼちゃのマスクを被った光司の写真が送られてきたことで、
光司と陸が繋がっていることを知った春海は、
ここでついに陸とのことを聞きだします。
連絡先交換を断らなかったのは、
春海に不利益なことが起こるかもしれないと思ったからだと伝え、
黙っていたことを謝る光司。
しかし春海は怒ることなく、
「寂しいやつだから仲良くしてあげてほしい」と頼みます。
春海と話せたこと、頼られたことが嬉しかった光司は、
ベランダで一人チョコアイスを食べながら喜ぶのでした。
其の七「バーニャカウダと犬の散歩」
海星から、クラッチのオーナーの犬の世話をするバイトに誘われ、さっそく始める満。
朝、散歩から帰ると房枝から、
薗田に中途採用試験を受けないかと誘われたことを聞かされます。
ついにカフェで会う光司と陸
陸は、自分の親と違って光司は悩みを聞いてくれそうだし、面白い人だし、
春海を羨ましいと思っていた光司に話します。
「春海は、光司と陸が仲良くなることで、
陸との関係に変化が起きることを期待しているかもしれない」と
満と話していた光司でしたが、今の彼女と別れてほしいとはさすがに言えず、
むしろ褒められたことに嬉しくなり、陸の悩みを聞いてあげるのでした。
薗田と会い、中途採用の話を聞こうとする満だったが…
クラッチで満と会う薗田の隣には、薗田の後輩・渡利(間宮祥太朗)もいました。
渡利には満と同様、大学を中退しており、
その後世界中を放浪して好き勝手生きていたという過去があり、
同じような境遇にある満に勝手に親近感を持っていました。
こんな自分でも気に入ってくれる会社がある、
満にもぜひ来てほしいと主張する渡利に、
満は「働く気のない人間に仕事を強要するのは、
動物園のライオンに自分で檻から出て獲物を獲りに行ってこいと言っているようなもの」
と屁理屈をこねます。
満の話を聞いているうちに渡利が突然「仕事を辞める!」と、
満の屁理屈を真面目に受け止めてしまいます。
焦った満は、今までのは全部冗談だから、
仕事を頑張って彼女も幸せにしてやれと説得するのでした。
犬より安い服でも、かっこいい
次の日、満は犬の散歩をしていると、出勤途中の光司と偶然会います。
そこで光司は、陸と会ったことと、今の彼女と別れてほしいとは言えなくて
ダメな父親だと話します。
そこで、「人間としては正しい」という言葉をかけ、
犬の服は3万円であることを教える満。
「マジで?俺より全然高いじゃん」
「でも、光司さんの方がかっこいいですよ」
その言葉に嬉しそうに笑う光司はそのまま、会社へ向かっていくのでした。
俺の話は長い・4話感想。腹は立つけど、妙に納得してしまう屁理屈
満が薗田に対していった、自分にある才能の話。
働かなくていい才能。
東京に実家があって、わざわざ一人暮らしをしなくていい才能。
母親が未亡人で、息子の将来より時にさみしさが上回ってしまう才能。
薗田のように家族のために働く苦悩や、寂しさとは無縁の星に生まれた才能。
…まぁ、屁理屈にも程がありますが(笑)、意外と正論かなっていう気もします。
家が大金持ちで働く必要がない。実家が土地を持っている。
それらはすべて、生まれた時から持っている才能ですよね。
なかなか手に入れられるものじゃありませんから。
ただまぁ満の場合は、実家にタダいられるのはいいとしても、
そこまでお金があるかどうかっていうとそうでもないと思うので、
やっぱり屁理屈は屁理屈なのかな(笑)
渡利を短時間で渡利を会社を辞めさせる気にさせたのだから、
営業に向いていると薗田に褒められていましたが、私もそう思います。
才能の話も、妙に納得しちゃったし(笑)
仕事にも活かせそう。
それにしても、渡利君が仕事辞めないでやる気出してくれてよかったです(笑)
アイス事件の推理の時は古畑任三郎のものまね?
「この事件のトリックをお話ししましょう」
冷蔵庫に食べられたはずのアイスを見つけた時、満はこう言いましたが、
これって古畑任三郎のものまねですよね。
若干、ガリレオの湯川学感もありますが(笑)
これはちょっと笑いました。
春海との距離の縮まりに喜ぶ光司
最初はしょんぼりとベランダで一人アイスを食べていたのに、
春海とアイスを買いに行ってからは、ニコニコしながら食べる光司。
同じ場所で同じことをしていますが、
同じだからこそ感情の違いがよく分かってよかったなぁと思いました。
春海に頼りにされて、嬉しそうにしているのが可愛らしかったです。